さくらVPS CentOS 7 Node.jsのサンプルページを公開してみる手引 その2

さくらVPS CentOS 7 Node.jsのサンプルページを公開してみる手引 その1

さくらVPS CentOS 7 Node.jsのサンプルページを公開してみる手引 その2

さくらVPS CentOS 7 Node.jsのサンプルページを公開してみる手引 その3

作業全体図

  1. 前提
  2. さくらVPSの初期設定
  3. ポート開放 ☆ここ
  4. node.jsをインストール ☆ここ
  5. 一番簡単なサンプルサーバの作成

2. ポート開放

※rootユーザでの作業を行わない場合は、適宜コマンドのはじめにsudoを付け加えてください。

3000番ポートをnode.jsのサンプルページ用に解放します。 そのために、CentOS7のfirewallを設定します。

2.1. ポートの現状確認

$firewall-cmd --list-services
dhcpv6-client ★IPv6に必要なサービスが許可されています

$firewall-cmd --list-ports
33331/tcp ★[1.4.](http://noboreni.hatenablog.com/entry/2017/01/16/180753)で設定したssh用ポートが解放されています

2.2. 3000番ポート解放

3000番ポートを開放します。

$firewall-cmd --add-port=3000/tcp
success
$firewall-cmd --permanent --add-port=3000/tcp
success

このコマンドでは、再起動後も3000番ポートが解放され続ける設定となります。 ページを公開する必要がなくなった場合には、ポートは閉じてください。

$firewall-cmd --remove-port=3000/tcp
success
$firewall-cmd --permanent --remove-port=3000/tcp
success
$firewall-cmd --list-ports
33331/tcp ★ssh用のポートのみ解放

3. node.jsをインストール

node.jsのバージョンを管理するnvmをインストールし、nvmを使ってnode.jsをインストールします。

ここでは、hogehogeユーザのホームにnvmをインストールを行います。

hogehogeユーザでログインしていない場合は、hogehogeユーザに変更してください。

su hogehoge

3.1. nvmのインストール

nvmでは、インストール用のスクリプトを用意していますので、それを使用します。

curl -o- https://raw.githubusercontent.com/creationix/nvm/v0.33.0/install.sh | bash

curl:HTTPで対象のコンテンツを取得する うまくいかない場合、最新のurlをgithubで確認してください。

結果、hogehogeユーザのホームディレクトリ(/home/hogehoge)に、.nvmというディレクトリが作成されます。

$cd ~ ★hogehogeユーザのホームディレクトリに移動
$ls -la
(.nvmが存在することが確認できます)

bashの設定ファイルを更新します。

$ source ~/.bashrc

nvmのインストールを確認します。

$nvm --version
0.33.0

3.2. node.jsのインストール

ここでは、特に指定をせずに、最新バージョンをインストールします。

$nvm install node

もし、安定バージョンをインストールしたい場合は、

$nvm install stable

としてください。

もし、後々別のバージョンにしたい場合も、nvmを使えば簡単に変更や管理ができますので、ここではどちらでもよいとおもいます 。